ライブドア事件 あれから一年・・ [日記]
いわゆるライブドア事件というか、
当局による強制捜査が行われて今日で丸一年。
ちょうどあの日は某所で
番組の打ち合わせをしてたのだけど、
当時、ライブドアにいた知人から
「強制捜査が入るという報道をしてるみたいだけど、
本当ですか?」という電話がかかってきた。
ずっと会議室にこもってたから、
テレビで速報してることを知らず、
慌てて報道の人に聞いたら「これから踏み込むらしい」とのことだった。
実際にはまだ捜査陣が踏み込む前の時間だったのだ。
ちなみにその時、
乙部嬢が知り合いのマスコミ関係者に
「どういうことなのよ!訂正しなさいよ!」と
凄い剣幕で電話をかけまくっていたそうだが、
(それもその知人社員から聞いた。)
その電話を受けた内の一人も私のよく知っている人
あとでそのときの様子を聞いたら、
彼女は「一生忘れられないくらい激しかった。」と語っていた。
私の場合、マスコミの人間というだけでなく、
社員に友人・知人も多かったので、何度か頼まれて仕事もした。
この時期も、年末にライブドアブログのイベントを手がけたばかりで、
年が明けて、「今年もなんかやっていきましょう」とかそういうノリだった。
もっともこのイベント、
そもそも依頼されたのが開催の二週間ちょっと前だったりして、
そこから会場取り、内容、設営までやらなければならず、
正直すごくしんどかった。
つーか、普通に考えると「ありえない」よね。
当日こそなんとか形になった→当時の記事
けれども、来てくれたお客さんには申し訳ない気持ちでいっぱい。
実際、当時あちこちのブログで批判を浴びたけどね。
なにしろ一番ビックリだったのは
当日来る予定になっていた堀江さんに、
「ジェット機買っちゃって、試し乗りしたいから」という理由で
いきなりぶっちぎられてしまったこと。
それが例のひなの嬢とのラブラブ旅行だったらしいと
事件後の報道で知って、正直呆れた。
だってお客さんは少なからず
ホリエモンに会えると思って期待して来てたわけだから・・
客席から返ってきた空気の重さは本当に忘れられませんわ(苦笑)
当日は代わりにビデオコメントをもらった他、
当時副社長で、
現在元ライブドアの役員三人で設立した新会社
ゼロスタート社の役員を努めている
伊地知晋一さんがいらっしゃったけども
伊地知さんにしても相当辛い現場だったはず。
いや、ホントご苦労様でした。
ちょっと横道にそれちゃったけども・・・
当時のライブドアを見ていて思ったことは・・
社員一人一人は一連の疑惑と無関係な人が大半だし、
社員一人ずつが独立したベンチャー企業みたいなとこがあって、
それぞれがテーマや夢を持って自由に仕事をしていたということ。
2ちゃんねらー上がりというか、
現役そのものみたいな若い子とか
実際まだ学生という人もいたりしたけど、
一芸に秀でてればよし!みたいなとこもあって、
実にユニークな人が揃っていた。
ある意味羨ましいなと思うくらいの環境があったことは確か
そういう意味ではあの事件が起きずにそのまま伸びていったら、
彼らがどんなことをやらかしてくれたのだろう?と残念に思う。
一言でいうと学園祭を前にした文化部みたいな雰囲気
静かでおとなしいんだけど、
内なる炎は持っているみたいなね。
ただ、だからがゆえに
あの祭には終わりがくるのだろうなと予感はしていたし、
実際その通りになったんだなと思う。
もちろん今も企業としてのライブドアは生きてるし、
ポータルも動いている。
けれど、人も結構ちりじりになったし、
実行委員長といえた堀江さんももういない。
そしてもちろんあの一連の事件で
彼らがやった犯罪行為やそれに伴う混乱について、
然るべき責任を取るべきだとも思う。
しかしかつてライブドアが持っていた良い面や、
日本のネット社会の中での「挑戦者」たる姿勢を受け継ぐ者が
表れないというのもちょっと寂しい気がする。
一年前の今日、
私の知っていたライブドアは終わった。
しかしそこからはじまったものもあるはずで、
いつかそれがまた世の中をあっと言わせる日がくるかもね。
そしてそうなったときにはじめて、
ライブドアとライブドア事件というものが
ちゃんと評価できるようになる気がする。





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